ついに出たTOY POPの進化型 ! フランスの新星、パスカルアイエルブによるリズミックでトライバルなおもちゃダンスミュージック!!!
『レ・グリブィイ(落書き』でパスカルアイエルブが創り出すのは、お喋りなスプーンやざる、巣の中で暮らすハサミ鳥などが登場する子供向けのアニメシリーズ『テレシャ』などにも似た魔法の世界。
そこでは物たちが命を持ち、言葉を操る。陽気で色鮮やかな、一言で言えば子供の視線を通して見た世界。平凡なものは何一つなく、異常なものも何一つない、なのに何もかもが摩訶不思議。
1976年パリに生まれたパスカル・アイエルブには様々な肩書きがある。サウンドエンジニア、独学のミュージシャン、ラジオの脚本家、2001年シャスール・ド・ソン(音の探究者)コンクールでフランス・キュルテュール賞を受賞したアーティスト。そして何より、常に新しいものを創る冒険をしている男。
『Tchic Ploum et Keclou』では玄関ベルが親しげに私達を家の中に迎えいれてくれたかと思うや否や、もったいぶったリズムと共に頭上からドラム缶が落ちてくる。『Yup』ではおかしなパーカッションに、お腹を押したり揺すったりすると音が出る縫いぐるみの動物たちのポリフォニーによる伴奏が入り、『Plic Ploc』の流し台では滴の音が美しいメロディーを奏でる。『Charlotte』はジャック・タチの映画にもぴったりくる音楽だし、フィナーレの『Mets tes gants sur ta tete』は、早口のアニメのねずみが大人たちが帰ってくる前に急いで家の中を片付けようと慌てふためく。
アルバムのデザインもとても風変わり。写っているオブジェは造形芸術家のマロン・ブイーによるものです。
(フランス語オリジナルブックレットと日本語対訳、雑貨のおまけが付いています)
NCP-18
レ・グリブィイ / パスカルアイエルブ toy music
les gribouillis / pascal ayerbe Marie Bouillon